鹿児島3日目の朝マズメ。
前日に複数のポイントを見て回りましたが、ベイトとなるカマスがほとんど見当たらずどこのポイントに入るか非常に迷いました。
そこで答えの早い超シャローエリアに入り、雰囲気が無ければ即移動して隣接する地磯に入ろうという計画でいくことにしました。
実はこの日の潮周りは鹿児島に住んでいた昨年と一昨年にカンパチを釣った潮周りと同じ日なんです。
だから、同じポイントである超シャローエリアに入ろうと決めたわけです。
しかし、前日見た限りではベイトは皆無。この釣りではベイトの存在が一番のファクターだと考えている私にとってはポイントを外すという不安もありました。もし、他の見ていないエリアにベイトが入っていた場合そちらにカンパチが回遊していく可能性が高いです。
そんなわけでこの日のポイント選択は10%の自信しかありませんでした(笑)
とりあえず、まだ暗い時間からポイントへ入り準備を始めます。朝マズメのタイミングでまだ明るくならない時に時合がくることも多いポイントです。
と、いうことで5時の暗い時間帯からキャスト開始。
タックルは、、
ロッド:ジャンプライズ ツーリミット ブルーバトル102/4
リール:シマノ 21ツインパワー sw10000hg
ライン:YGKよつあみ フルドラグ 4号
リーダー:YGKよつあみ D-SPEC 80lb
ルアーは初使用のジャンプライズのメガテロ君160f!
暗い時間はトップよりもミノーの波動でアピールした方が良いと考えてのルアー選択です。
他のミノーにはないフラフラ~っとした絶妙なアクション!そしてレンジも1m以上入ってしっかり水中でアピールしてくれる!
キャストを開始して5投目くらいで
「ゴンっっ!!」とロッドをひったくっていくような強烈なアタリが!!
間違いなく良型のカンパチだと確信しました!
手ごたえからしてフッキングは良さそう。これまでトレブルフックでたくさん魚を逃がしているため今回は全てシングルフックで挑んでいます。これまでもたまに使っていたから分かるけどしっかり貫通してしまえばまず外れない!
合わせを入れてすぐにロッドを立ててファイト開始!
すぐにカンパチらしい暴力的な突っ込みがくるもロッドの柔軟性が全て受け止めてくれる!
しかもロッドを曲げこんでおけば魚が自然と浮いてくるイメージ。昔使っていた硬いロッドだとこの時点で結構ドラグ出されています。
ロッドに柔軟性があるだけでこんなにファイトが変わるとは、このロッド使うまでは考えたこともありませんでした。
ショートポンピングで足元まで寄せると再び暴力的な突っ込みがくるも、ロッドをしっかり曲げておくだけで自然と魚が浮いてくる!!
まじでロッドが良すぎる!!
カンパチは足元にきてから強烈に突っ込むことはよくあることで、この時にドラグ出されて切られる人も結構多いです。
でもこのロッドは曲がれば曲がるほど魚が浮いてくる!!!
(ドラグの設定とかラインの結束などがしっかりできていないとだめですが、、)
カンパチは姿が見えても頭が水面に出るまで油断してはいけないランキング1位だと思います(笑)
そんなこんなでランディング!
水面近くまで下りていき、ボガグリップでしっかり掴んで獲りました!
70cm,3.8kgのナイスサイズ!!
このサイズでもマジで強い!!!!
同サイズのヒラマサよりも強いと思います。
ポイント選択に不安があったけど狙いのタイミングでしっかり出てくれました(^^)
朝マズメのタイミングで超シャローエリアにベイトを求めて回遊してきたのだと思います。
この後は投げ続けるも無反応で移動。
カンパチは青物の中でも特に暴力的なファイトを見せる魚です。そんな強い魚をしっかり獲るためのポイントを私なりにいくつか解説したいと思います。
・シングルフックを使う
トレブルフックでは掛かりが浅くフックが伸びたり、フックアウトの可能性が高く、その結果として強いファイトができずにカンパチの突っ込みを止められずラインブレイクなどのバラシに繋がる可能性があります。
シングルフックならば、ふところまで刺さりやすくしっかり貫通すればフックアウトはまずないと思います。もちろんフックが伸びることもないです。その結果しっかり負荷をかけてファイトができキャッチ率も上がると思います。
・ラインの状態、結束の確認
ラインに負荷がかかっても絶対にラインブレイクしないという自分の中での自信があるだけで強いファイトができるようになります。少しでも不安があれば強いファイトができずに切られてしまったり、結束の弱いところがあればそこで切れてしまったりします。当然ラインに傷があれば高切れしてしまいます。
ラインが完璧の状態であれば高切れ、結束切れはないため強いファイトができます。
・ドラグ設定
ドラグはしっかり数値を測って設定するのが良いと思います。見ているとドラグが緩い人が多い気がします。まずはラインの限界値を知ってそこに合わせた設定ができるようになる必要があります。
PE3号ー6~7kg、PE4号ー8~9kg、PE5号ー10~11kgが目安です。
私はPE4号にロッドはジャンプライズのブルーバトル102/4のタックルで9kgに設定しています。このセッティングだと10kgクラスの魚じゃないとドラグは出されません。
また、ロッドが柔らかければドラグは出にくくなります。硬ければ出やすいです。個人的には柔らかいロッドの方が、ドラグが出ない、身切れしない、魚が暴れない、などのメリットがあるため好みです。
ロッドの硬さはドラグの数値に影響するため自分のタックルで試す必要があります。
高いドラグ値×柔らかいロッドが個人的には好きなセッティングです。
こんな感じで私が意識しているポイントをいくつか紹介しましたが特に大物を釣るためには大切なことだと思いますので良かったら参考にしてください!
今後も機会があればこのようなポイントを紹介できたらと思います。
それでは今回はこれで終わりたいと思います(^^)
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