こんにちは!今回は1月下旬にヒラスズキを狙いに行った時の話をしたいと思います(^^)
この冬の季節は西高東低の気圧配置で北西風が強くなる時期です。北西風が吹くとうずうずしてくるのが磯ヒラ師の性です。僕もその一人です(笑)
ホームにしている大隅半島は西側と東側で特徴が異なります。東側は太平洋に面していて太平洋からのうねりでサラシが形成され無風でもヒラスズキ釣りが成立することも多い恵まれたフィールドです。
一方西側は錦江湾に面しており、北西風が吹くことによって波が立ちサラシが形成されます。
大きなセットが入り、うねりを利用して釣る東側。風波が立ち短いピッチで迫力のある波が押し寄せる西側。それぞれ面白いフィールドですが僕は西側で風波に身をさらしてヒラスズキを仕留めるスタイルが好きです(^^)
この日は北西風が吹いて西側が熱くなる日!!フィールドに行かないなんて選択はない!!
ということで、行ってきました。
いつも行く西側のポイントは車を降りてから山道を30分以上歩くポイント。それに加えて傾斜が半端ない、、、しかも、イノシシ遭遇率が一番高い!🐗
個人的には大隅半島でトップクラスに入るエントリーがきつい地磯、、
他にもきついところはたくさんあるけど、、、(笑)
まあそんなきつい道のりもロックショアの醍醐味で楽しいとも感じる。
いつも通り泥だらけになりながらポイントへ到着🔥
良いサラシが出ていて雰囲気は良さそう!!
毎年このポイントはボコボコに出るけど今年はどうか、、、
ワクワク、ソワソワしながらタックルの準備を始める。
タックルは、、、
ロッド:ジャンプライズ オールウェイク98モンスターフィネスリミテッド
リール:21ツインパワー SW4000XG
ライン:YGKよつあみ アップグレードX8 1.5号
リーダー:YGKよつあみ D-SPEC 30lb
いつも通りのタックルです。今度解説しようかなと思ってるけどロッドがマジで神✨
ティップが柔らかいながらバットパワーがあり、繊細な釣りもできるし不意に青物がかかってもしっかり対応できる。中弾性ロッドでいろんな角度で曲げても折れないため、ランディング時も大きなアドバンテージがある!しかも操作性抜群の9,8ftというレングス!
これ以上のヒラスズキロッドがありますか?
他にもジャンプライズのロッド使ってるけど、ジャンプライズのロッドは本当に素晴らしいです。
ロッド検討している方は候補に入れてみてください(^^)
最初に選んだルアーは「ぶっとび君75!」少し波高が高い状況なので、レンジが入って波が切れるルアーでしっかりレンジキープをして喰わせるイメージ🔥
波と一緒にルアーが上下するとバイト率が下がるイメージです。ルアーの特性を理解して状況にあったものをセレクトできるようになると釣果も伸びると思います(^^)
しかし、、いつも出る払い出しや沈み瀬の上、他にもめぼしいポイントをどんどん撃っていくも無反応、、、
このあたりはヒラスズキが産卵期で沖に抜けると全くいなくなるイメージ、、「きっとまだ接岸してないんだな、、」と思いつつも続けいていく。こんな状況でも丁寧にルアーを通していると答えが返ってくるのがヒラスズキ(返ってこないことも多いけど😂)
しかし、無反応。。「もう少し季節が進めばどこかのタイミングでパラダイスに変わると思うけどまだ早かったんだな~」って思って、何回もいろんなルアーを通した払い出しにまだ使ってなかったサーフェスウィング120を入れると、、、
横の瀬の下から大きい影が「ドゥンっ!!」と出てきてそのままヒット!!
最初はヒラスズキだと思ってたけど、重量感がすごくて全く寄ってこない。。
一瞬見えた魚影で「青物だっ!」と気づくもヤズだと思ってました。
この場所は正面に瀬がたくさんあって1mくらいの隙間を誘導してこないとランディングできない場所。ヒラスズキなら主導権さえ取ればランディングできると考えていました。ヤズでも獲れると思ってました。
魚は全く寄らず一進一退の攻防の中、魚が真下に突っ込んでいくのが見えました。そのシルエット、動きから
「ヒラマサだ、、」とここで初めてヒラマサだと気づきました。
瀬の向こう側で真下に突っ込んでいくのをなんとか耐えるも今度は真横に走られ、何もできずにラインブレイク、、、
言い訳はしたくないけど場所が悪かった、、ヒラスズキでもワンミスあればラインブレイクされかねない場所でヒラマサは相手にできなかった、、ヒラマサにも申し訳ないです。
ラインブレイクはやってはいけない、あってはいけない行為だと思っています。不意の大物まで想定して獲れないなら投げないということを徹底しなければならなかったです。
今回はヒラスズキのみしか考えていなかった点がダメでした。反省します。
ヒラスズキ狙いで青物がかかるのはよくある話。その可能性まで考えてランディングできるポジションで釣りをしなければなりませんでした。
ラインブレイクした後の魚の人生まで考えれば、魚に申し訳ないです。
アングラー側としては、ラインやドラグの確認、ファイトからランディングの技術、想定をしっかり行って極力ラインブレイクをなくしていかなければなりません。
自然で遊ばせてもらう立場です。自然、魚へのリスペクトは忘れてはいけないと思っています。
常に自然、魚へのリスペクトを忘れないアングラーを目指していきたいものです。
それでも、ラインブレイクは100%は避けられないと思っています。それは仕方ない部分でもあるので、あまり思いつめずに魚に感謝を忘れずに釣りを楽しむことも大切だと思います(^^)
そんなこんなでしばらく釣りを続けるもそのあとはノーバイトで終了~
まあ、これからヒラスズキが接岸してくれば釣れるでしょう!!これからに期待です。
鹿児島はヒラマサの個体数が少ないと言われているけど、このあたりは時々ヒラマサの釣果を聞くことも多いです。理由は分からないけどこのあたりで狙えば少しは釣れるのかなあ?
今日もそうだったけどルアーを変えると魚の反応もガラッと変わります。魚がいないと決めつけるのではなく、さまざまなアプローチを試すことが大切だと思っています。諦めるのは自分の引き出しを全部開けてから!
何も釣れてないくせに結構な長文になりました😂
それでは!
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